【読書】81歳の家電売り場店員。接客は天職です

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私が目指す死に方は、ピンピンコロリ。
死ぬ間際まで、元気でいたい。
そのためには、ボケない、寝込まないことが重要だ。
作者熊谷さんの生き方から、ピンピンコロリのヒントを多くもらえた。

 

ボケない、寝込まないためには毎日体を動かし、何らかの刺激を受け続ける必要があると思う。
この本を読むと、仕事を続けるというのが、とても効果的な対策だとわかる。

 

働くというのはお金を稼ぐということだけじゃないのだ。
体を動かし、頭を使い、人と接し、ストレスに耐えることもあれば、喜びを感じることもある。
人が生きるために備えている機能を使い続けられる。
それが働くということだ。

 

「喜びや楽しさは、誰かと共有するからこそ膨らんでいく」というのが、長年接客をしてきた私の実感です。
喜んでもらえてよかった! という人とのキャッチボールが、家庭であれ、職場であれ、毎日を楽しくしていく原点です。
(中略)
そのためには、年を重ねても人と会う機会をつくること。
仕事でも趣味のサークルでも、ボランティアでも、お茶を飲みに喫茶店に行ってみようでも何でもいい、外に出ることですね。

 

人生100年
定年が60歳定年から65歳に引き上げられても、まだ30年以上ある。
私の会社員人生はもうしばらく続くだろうが、定年を迎えたその後も、外に出よう。
働き続けよう。