読書

小さい店だったとしても大きい店に勝てるのが今の時代

なぜウチより、あの店が知られているのか? ちいさなお店のブランド学 www.sendenkaigi.com SNSを使った知名度アップノウハウ集。お店の知名度を上げてお客さんに来てもらうにはSNSでどのように発信するのがよいかを教えてくれている。正確にはSNSだけではな…

摂食障害とはこんなにも辛いものなのか

涙を食べて生きた日々 摂食障害 体重28.4kgからの生還 www.futami.co.jp 摂食障害で、拒食症になり、その後、過食症にもなった女性の体験談。 拒食症とは、身体の機能が異常な状態ということではなく、精神障害らしい。最初にこの説明を読んだとき、精神面が…

おもしろい警察小説を読む前に読むまじめ本

公安警察 www.hanmoto.com 警察組織で20年間働き、その後小説家として活躍する古野まほろ氏。いわゆる中の人だった古野氏が、公安の現実を非常にまじめに解説している。自身の経験と公知の事実を元とした情報で、なおかつ守秘義務の範囲は絶対に出さないとい…

43人いれば一人くらいは参考になるCEOがいるはず

仕事の悩みをあの手この手で解決する! 世界最高峰CEO 43人の問題解決術 www.kadokawa.co.jp 誰もがよく知る企業の、誰もがよく知る人物による、お悩み解決事例集。ただし、海外の企業と人物限定。日本の企業は含まない。 成功した企業、成功した人物も、最…

【読書】ちゃんと「読む」ための本 人生がうまくいく231の知的習慣

www.php.co.jp 私の読書スタイルはいわゆる乱読。いろいろなジャンルの本を手に取り、ざっと読んだり、ちゃんと読んだり。途中で読むのを止める時だってある。本に書かれた大量の文字の中から、少しでも自分に役立つ一文が見つかれば良いな~という気持ちで…

【読書】桜華 防衛大学校 女子卒業生の戦い

books.bunshun.jp 1992年4月、防衛大学校に第一期の女子学生が入学。防衛大学校としては第四十期の年。それ以降、防衛大学校は男女共学となり、多くの女性自衛隊員を送り出してきた。 女性自衛隊員と聞くと、華々しい印象もあるが、多くの苦労もあったことは…

【読書】さばの缶づめ、宇宙へいく

www.eastpress.co.jp 「鯖街道を宇宙へ」を合言葉に、14年の歳月を経て、高校生が作ったさば缶が宇宙に届いた。 2001年4月 小坂康之氏が福井県立小浜水産高校に新米教師として赴任2006年 HACCP(NASAが定めた衛生管理手法)認証を取得2006年 生徒のもらした…

【読書】ラザルス 世界最強の北朝鮮ハッカー・グループ

www.soshisha.com 独裁者が支配し、閉鎖的で貧困が多く、弾道ミサイルを打ち上げ日本上空を飛ばす勝手きわまりない国、北朝鮮。経済は大して発達しておらず、IT面でも後れを取っているイメージだ。本書のタイトルを見て「本当なの?」と疑う人も多いだろう。…

【読書】なぜ、この芸人は売れ続けるのか? 一流芸人25組の知られざる生き様

www.makino-g.jp 西川きよし、上沼恵美子、ダウンタウン、明石家さんまなど、誰もが知る芸人と筆者とのエピソードが紹介されている。テレビ、ラジオ、雑誌などだけでは見えない、筆者だからこそ知りえた芸人の一面というのはおもしろい。 筆者はデイリースポ…

【読書】小川さゆり、宗教2世

www.shogakukan.co.jp 2022年7月8日、安倍晋三元首相が奈良で撃たれた事件は衝撃的だった。事件を起こした山上容疑者は、旧統一教会への恨みを持っていた。当時、母親が宗教にのめり込み、家庭を崩壊させたと報道されていた。 筆者は、山上容疑者と同じよう…

【読書】アマゾンに鉄道を作る 大成建設秘録 電気がないから幸せだった。

www.hanmoto.com 地図に残る仕事。大成建設筆者は、その大成建設が請け負った南米ボリビア鉄道建設に派遣として参画。主には通訳を担っている。 鉄道建設の現場であるチョチスは1000人ほどの小さな村。そこに300人を超えるプロジェクトメンバーが住み鉄道を…

【読書】同人AV女優 貧困女子とアダルト格差

www.hanmoto.com 2022年6月、AV新法が成立しAV業界は大変だというニュースが流れていた。正直何が大変なのか分からなかった。少し気にはなったが、それ以上に気にすることもないまま通り過ぎたニュースだった。 あれから半年以上が経った。新刊の中から本書…

【読書】熱くなれ 稲盛和夫 魂の瞬間

bookclub.kodansha.co.jp 2022年7月、大規模な通信障害を起こしたとしてKDDIの髙橋社長が緊急会見を行った。この時の、自らが前面に立ち言葉を濁さず真摯に説明する髙橋社長に対して、評価する声が多かったのを覚えている。 本書には、その髙橋社長が2022年6…

【読書】キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

bookplus.nikkei.com 「給料の高い会社。給料は高いがさぞかし馬車馬のように働かされるのだろう」15年ほど前、私がキーエンスを最初に知ったときの印象だ。当時「30代で家が建ち、40代で墓が立つ」と言われていた。この言葉から、体育会系、ブラック、成果…

【読書】81歳の家電売り場店員。接客は天職です

www.kadokawa.co.jp 私が目指す死に方は、ピンピンコロリ。死ぬ間際まで、元気でいたい。そのためには、ボケない、寝込まないことが重要だ。作者熊谷さんの生き方から、ピンピンコロリのヒントを多くもらえた。 ボケない、寝込まないためには毎日体を動かし…

【読書】どんがら トヨタエンジニアの反骨

bookclub.kodansha.co.jp 免許を取って一番最初に乗った車はトヨタレビン AE101 だった。トイチと呼ばれていた。ハチロクではない。2ドアでムダに長いドアは、狭い駐車場では乗り降りが大変だった。結婚して、子供ができて、妻にこの車は乗りにくいと言われ…

【読書】これが正解!他社と差がつく商品紹介文

www.sannopub.co.jp 私の職種は営業ではないので、商品紹介文を書くことはないのだけれども。人に分かりやすく伝えるという点においては、プレゼンなども同じだと思うし、参考になると思い読んでみた。実際、社内プレゼンや普段のコミュニケーションでも使え…

【読書】「働かないおじさん」を活かす 適材適所の法則

www.pal-pub.jp 働かないおじさんに限らず、人材の適切な配置の重要性とそのやり方を解説している。PI分析というやり方で、一人ひとりの個性を見える化し、組織にどうやって当てはめていくかの指南書だ。人材のスペックを見える化し、組織全体の中でどこに当…

【読書】独占告白 渡辺恒雄 戦後政治はこうして作られた

www.shinchosha.co.jp 渡辺恒雄氏、通称ナベツネ。私の中では、読売巨人軍のオーナーや横綱審議委員としてのイメージが強い。野球や相撲に関して、身勝手で歯に衣着せぬ発言をする人という印象だ。なぜ、こんな人が日本を代表する新聞社のトップだったのだろ…

【読書】忘れる読書

www.php.co.jp タイトルは「忘れる読書」だが、本の表紙には副題が付けられている。「デジタル時代の真の教養を身につける本の読み方」これにはさらに、補足がついている「古典から哲学・理工書・小説まで落合陽一をつくった27冊を紹介」本の中身としては、…

【読書】人生を笑って過ごす生き方の知恵

online.chichi.co.jp 80年を生きた先輩から、後輩へのアドバイス集。タイトルは「人生を笑って過ごす生き方の知恵」だが、仕事をするうえで役立つアドバイスも多い。仕事で悩んでいて、何か言葉が欲しいと思っている人が読むと良いかもしれない。 短くて分か…

【読書】英語は10000時間でモノになる ハードワークで挫折しない「日本語断ち」の実践法

gihyo.jp 現在、私は45歳。今まで何度も英語を身につけたいと試みたが、その度に挫折してきた。そんな私が、やっぱり英語をしゃべれるようになりたいと思い、オンライン英会話を始めたのが半年前。これが最後のチャンスと考えて取り組んできた。半年が経ち、…

【読書】なぜこの国の防衛基盤はかくも脆弱なのか 日本の死角

www.business-sha.co.jp 2023年度予算において、防衛費が過去最高の6兆8,219億円となった。これに対して国内では多くの不満の声が挙がった。なぜ防衛費にそんなにもお金がいるのだ。日本は軍事国家への道を進むのか。もっと社会福祉に充てるべきではないか。…

【読書】死刑のある国で生きる

www.shinchosha.co.jp 死刑のある国、日本。死刑が執行されるとニュースになる。そして法務大臣のインタビュー映像が流れる。 冒頭で、死刑のある国、無い国の説明がある。世界を見ると、多くの国では死刑を実質的に廃止しているそうだ。そんな中、死刑制度…

【読書】妻が怖くて仕方ない

www.poplar.co.jp 買い物依存症になり、800万円もの借金をした妻。それを夫(作者)には打ち明けず隠していた。 借金の返済は、作者がすべて肩代わりしている。驚くことに、妻の母親が「助けてあげなきゃ」と援護射撃をしてきたらしい。信じられない。 作者…

【読書】老化を遅らせる脳の鍛え方

www.seishisha.co.jp 精神科医として多くの高齢者に触れた経験と知識を元に、脳を老化させないための筆者のノウハウがまとめられている。本書は2009年の筆者が出した「一生賢くなる 50歳からのタクティクス勉強法」を改題し、大幅に加筆、編集された本。元の…

【読書】自己正当化という病

www.amazon.co.jp 読みながら、自分の周りの数名が頭に浮かんできた。自分が悪いと思わない人、反省しない人、言い分けばかりする人、高圧的な人など。日頃、このような人とのやり取りがあり困っている人に読んでいただきたい本だ。 仕事や地域において、厄…

【読書】独裁者プーチンと習近平は何を考えているのか 悪の枢軸 ロシア・中国の正体

www.php.co.jp ロシアをよく知る産経新聞論説委員 斎藤 勉 氏と、中国をよく知る評論家 石 平 氏の対談。プーチン ロシア大統領と習近平 中国国家主席の共通点や、目指していることがよく分かった。 どちらも巨大な国のトップ。でもその中身は大国のトップと…

【読書】世界のマネージョーク集 笑って学ぶお金とのつきあい方

www.chuko.co.jp お金にまつわる話はおもしろい。なぜだろう?身近で、リアルで、なるほどと思えることが多いからだろう。 こんなジョークが紹介されていた。 ●コンタクトレンズ 中学生の男の子が家の前でバスケットボールをしていた際、誤って片方のコンタ…

【読書】高い家賃なのにいつも満室になる 人気物件のつくり方 一芸物件

www.ascom-inc.jp AO入試のことを一芸入試と揶揄する声がある。私は、良いじゃないかと思う。他にない何かを持っていて、それを人から認められるのは良いことだ。 社会人になってからも一芸持っていた方が何かと便利だ。自己紹介の時、ちょっとした一芸がで…